有限会社敬愛サービスは、北海道江別市でグループホームを運営しています。
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総合施設長が挑む 専門職の道

マスクよさようなら…になるかな

6月も中旬にさしかかり、気温の高い日が増えてきました。

なんと来週は30度を超える日があるとか…
7月前に北海道もクーラーが必要になりそうです。くれぐれも熱中症脱水症には気を付けましょう。

さて昨日、我々敬愛サービスでは第1回感染症対策委員会を行いました。
昨期までは管理職メンバーが委員となり、委員会を行ってきましたが、今期からは現場のスタッフにも一任するということで、希望者を募り開催の運びとなりました。

委員会の役割、業務内容から各感染症のユニットの対策方法、備蓄品の確認、さらには災害時の対応まで内容は多岐にわたり、なかなか濃い1時間だったと思います。

最後に今回のメインであった「業務中のマスクの是非」について話し合いました。
実は昨年の初夏頃、「コロナは終わったら常時着用はナンセンスでは」という声があり、私も本格的に義務中止を考えていました。しかしホーム内でインフルエンザが流行、そのうちコロナ罹患者もちらほら出たため、議論はそのままになっていたという経緯があります。

感染症のリスクを0.00000000001%でも減らすため、という目的であれば、常時マスク着用にしたほうがいいでしょう。
しかし我々が目指すところはそこではなく、究極的には「感じがいいケア」であり、「入居者のQOL爆上がり」だと考えています。
であればスタッフの表情が見えることは相手の安心に繋がりますし、ケア中に無駄な汗をかかなくてもいいですし、スタッフがよりよい介護ができるということに繋がりますよね。
「昨日もそうだったから今日もそうする」「周りがそうだから自分もそうする」という思考停止とはさようならをして。
QOL向上&スタッフの環境整備と感染症リスクを天秤にかけたとき、前者がずっと重くなったと委員会は判断しました。

ということで本日付けで敬愛サービスではマスク着用義務を廃止して、スタッフ個人の判断に任せることとしました。
私は午前中は健康診断で受診したため、マスクをしっかりしていきましたが、ホームに入るときにはしっかりはずしました。

風邪流行ったり、感染症発生したらまた全員着用!ですが、とりあえず新しいことに一歩です。