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総合施設長が挑む 専門職の道

聞こえない

3月に入り一気に雪解けが進みました。

市内外、道路はほぼアスファルトが出ており、移動にも時間がかからないようになりましたね。

春の匂いがぷんぷんしてきました。
それでも降雪量の多さは後をひいているらしく、そるぶす豊幌では芝桜がまだ緑色になりません。

確か去年、おととしは中旬に1輪咲いて喜んでいた記憶があるのですが…
まぁ待つしかないですね。
天気予報では来週から毎日10度以上になるらしいので、いっきに春色になるでしょう。

さて今日は私事です。というか注意喚起。

春分の日のこと。

日祝と久しぶりに連休にして、前日はDVDを観たりお酒を愉しんだりリラックスしました。

ところが朝起きると。

右耳が変なのです。
音がすると、脳に直接響くような感じ。聞こえづらさとむしろ痛い感じがしました。

耳抜きしても、時間が経っても改善せず、静かなところで臥床していたのですが。

1時間ほど子どもと一緒に昼寝して、覚めると右耳はほぼ治っているような感じ。
ところが今度は左耳からものすごい騒音が聞こえてくるのです。
文字通り、小さいセミが耳に張り付いているようです。
「虫か」と思い、思わず耳を払ったくらい。じーーーーーーーっと鳴り続けていました。

これが耳鳴りかと気付くのに少し時間がかかったくらい、経験したことのない違和感。

そのあとはずっと苦痛で、左耳はほぼ聞こえない状態でした。

同僚や友人に同じ感じで発症して相談を受けたことがあったので、すぐに気づきました。
「突発性難聴だ、できるだけ早く受診したほうがいい」

すぐに眩暈も強くなって、結局は一日中寝て過ごすことになったのです。

なんとなく知識と経過がわかっていたので冷静に対応しましたが、
いきなりこんな感じになったら救急車を呼んだかもしれません。それくらい異常な、身体のSOSでした。

次の日、3連休明けでコロナ禍ということもあり、10件ほど当たりましたがどこの耳鼻科も診てくれません。
結局は息子がかかっている耳鼻科に、訳を言ってなんとか予約入れれましたが、
診断名はメニエールでした。

「メニエール?メニエールって女性がかかることが多い病気で、シフト勤務していたら過労と重なって
なってしまう病気じゃなかったっけ」
と思ったのですが、勉強不足でした。

メニエール症とは、図にある、聴覚や平衛感覚をつかさどっている内耳の部分に、様々な原因で水が溜まり浮腫んで引き起こされます。

原因とは過労、寝不足、ストレス、気候の変化などが考えられ、患ってしまう人が増えているようです。

心当たりはありました。
年度末ということもあり、同時にこなさなくてはならない仕事が複数あって、(しかも事務仕事)、家庭内でもバタバタしている時期でした。先週末にはひと段落ついたとこだったんですが、こういうストレス過労系の病気は、神経が張り詰めているときよりも落ち着いたときに身体に出るんだなと改めて痛感したところです。

医師からは大量の服薬と週内の安静を言われましたが、仕事は休めるわけではなく、リモートワークを駆使しながらこなしていこうと思います。
皆さんも気を付けてください。