有限会社敬愛サービスは、北海道江別市でグループホームを運営しています。
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総合施設長が挑む 専門職の道

前を観て、後ろも看る

カラッと晴れていましたが、その分寒さが身に染みる1日でしたね。
道産子なんで冬の寒さに慣れてしまえば平気ですが、この根雪になる寸前が一番寒く感じたりもしますね。

まぁ、そのおかげで、夕焼けがとてもきれいでしたよ。

僕の技術とiPhoneでは20%も伝えきれませんが、今日は職員がキャーと言うくらい見事な夕焼け。

本当に見事でした。一日がんばったと思えるくらいに。

さて今日はグループホームで忘年会を行いました。年末年始のイベントは、3ユニット合同で行うことにしています。が、ご承知のようにコロナ禍のなか、集まるのはいかがなものかとスタッフから慎重論もありました。
直近の道内の感染者数と、江別市内の新規感染者が軒並み激減しているので、今がチャンス、これ以上の好機もなかなかないでしょう。入居されている方に少しでも楽しみを分けたいと開催に踏み切りました。
どのような様子だったかは、スタッフがアップするインスタグラム等で確認していただくとして。

このようなイベントを行う際、20年前に介護士の先輩に言われたことをいつも思い出します。
曰く、「前を観ているふりをして、後ろを看ろ」
ゲームなりレクなり、職員が張り切り楽しまないと、入居している方たちは盛り上がりません。
なので出し物を観て手を叩いたり、歓声を上げる必要はあります。ですが、注意は入居者たちに向けて、バイタルサインを常にチェックしろ、ということです。
こういういつもと違う雰囲気だったり、飲食をする機会がある場だと、特変を起こす確率が高くなります。
この言葉は僕の心にすっと落ち、それ以降イベントの際は皆さんの反応と変化を注意深く看るようになりました。
今日もスタッフ何人かに伝授しましたが、彼らの心にはどれくらい残るでしょうか。

幸い盛り上がりっぱなしで、無事終了することができました。
このまま楽しいままで、全員で年を越せることを切に願っています。

補足…先輩から教わったのは、「前をみながら利用者もみなさい」というニュアンスでした。わかりやすいように「前を観て後ろも看る」と考えたのは僕です笑