VSコロナウイルス コロナパニックは収まるのか
うだるような猛暑も、ひと山を越えたような感じでしょうか。
ホーム内もクーラーをフル稼働させ、なんとか27度台になっています。
体調管理には、26度くらいがちょうどいいらしいのですが…外は風があってけっこう涼しいんですけどね。
むしろ夕方は寒いと感じるくらい。
さて今日は久しぶりにコロナの話題。
我が社でも職員のワクチン接種2回目がスタートしました。8月上旬には全員完了する予定です。
そこから抗体がきちんとできるのが2~3週間と言われているので、8月中にはウイルスと戦う用意がきちんとできるという。
この期間には意味があって、デルタ株が出てき始めた初夏のころ、
北海道では既存のコロナと置き換わるのが8月いっぱいくらいとAIで予測されていました。
感染力が高いと言われていたデルタと戦うためにも、全職員に9月までに抗体を持たせたかったのです。
小さい会社が小さい計画を立てて、小さく活動していても…
東京オリンピックが始まり、国内どころか世界中からの人が出入り始めて。
札幌市や道内観光地では観光のレンタカーが爆増しています。
いずれ訪れる桁違いの新規感染者パニックで潰されてしまうかもしれないけどね。
桁違いと言えば、日本が他先進国に誇れる数字「死亡者数」。
諸外国に比べて非常に少なく、アメリカで61万人、フランスで11万人。
日本は1万5000人弱と、文字通り圧倒的に少ないです。
これなんでこんなに差があるの?と世界中で研究を始めていますが、はっきりしたことはまだわかっていません。
一説にはBCGの接種率が関係あるのでは…と言われた時期もありますが(私は接種していないので否定したい笑)。
おそらく「医療崩壊が起きていないから」なんでしょう。
感染発生のピークを低く抑えることに成功しているため、重篤となった方に人工呼吸器等の集中治療体制を提供できます。
そのため多くの命が助かっているのです。
これはイタリアなんかは医療崩壊を起こしているので、命の選別を開始しました。そのため急性期を乗り越えられず重症化し、
感染死亡率が10%を超えてしまっています。
この辺は日本の行政は上手く対応できていると言えるでしょう。ただし、なんでもかんでも評価できるわけでなく、日本特有の事情もあります。
日本は人口の多い年に医療資源が集中しており、他先進国に比べて人口当たりの集中医療体制が脆弱です。
人口10万人あたりのICUのベッド数は、ドイツ30床、イタリア約15床に対して、日本はなんと、4.8程度。
しかもこれは平均なので、いかに地方にはICUがないかを考えなくてはなりません。
イタリアよりも高齢化がはるかに進んでいる日本は、ひとたび医療崩壊したらとんでもない死亡率に急上昇することが予想されます。
去年PCR検査数を絞っていたのも、医療崩壊を起こさないための苦肉の策だったと言えるでしょう。
本題のコロナは収束するの?まで到達できずに日付をまたぎそうです。
続きはまた明日にしますね。