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総合施設長が挑む 専門職の道

会! 2

今日は札幌近郊は、小雨が降るところもありましたが、日中日差しも出て過ごしやすい一日だったのではないでしょうか。
スーパーや国道は車でいっぱいで、コロナウィルスが社会を蝕んでいるとはとても思えないくらい、平和な日曜日だったような気がします。

さて前回「会!」では、人と会うのがあまり好きではないという話を書きました。
↓↓
会!

あえてインパクトの強い言葉を選んだのですが、やはり「介護職なのに人嫌いで務まりますか!」「引きこもりになりたいんですか」と質問されてしまいました。

訂正しますが、正確には「人に会うことで貴重な時間を奪われたくない」です。
オン日でもオフ日でも、基本的に1日やることを決めているので、迷惑極まりない飛び込み営業とかあると予定が狂ってしまうんですよ。

人に会うことは好きです。

やっぱり会わないとわからないことも多い。

身振り手振りや一瞬の表情、目をそらして合うときまでの間とか、大事な情報ですよね。
これは電話やメールじゃ絶対にわからない。

それがなるべく控えることが必要な今時期は、とても寂しかったりします。

コロナ前までは、出張で家を空けることがよくありました。
家には小さい子どもがいるので、忘れられないように笑、LINE電話を使って夜顔を見ていました。
最初は画面越しに顔を見て話をする新鮮さが面白くて画面の前にいますが、すぐにやめてしまいます。
しまいには「ばいばーい」と言って、自分の遊びを再開してしまいます。
長くて1分弱。

やっぱり、会って抱き着いたり、手を握ったり、体を触ったりと、より身近なスキンシップがないと子どもは飽きてしまいますね。
そしてこれがオンライン面会の限界でもあるんです。

オンライン会議はこのような接触は必要ないし、日本人なので間に合いますが、愛着が必要な相手にはまだまだ不足している部分なのでしょう。

高齢者も難しい。
スピーカーの音は聞きずらいので、通訳じゃないけど介助が必要。
設定ももちろん職員が行います。

会うことが制限されてしまう昨今、代替えのものも多く登場していますが、
実際に会うことにはまだ遠く及ばないなと実感する毎日です。