いずれ治る病気だから
暖かい日、寒い日と交互に訪れています。北海道はまだストーブが必要だったりしますね。グループホームでも暖房は4月までの予定ですが、まだまだ朝晩はないと冷えてしまいます。
それでもそるぶすの芝桜は満開を迎えました!
入居者様に寄付いただいて植えて、1年でちょうど倍でしょうか。道行く人も写真を撮っています。自分のことのようで嬉しいものですね。
このまま大事に育てて増やし、市と協力して歩道に植えたり、ななかまどにも移植したり、夢は膨らみますね。
さて昨日、日本の各地で緊急事態宣言が解除されました。東京や大阪などの首都圏や大都市は対象外になり、残念ながら北海道も解除には至らなかったのですが、素直に朗報だと受け止めています。今までコロナウィルスにはやられっぱなしで、連日本当に暗い話題しかなかったんですから。
北海道は特に2月に全国に先立って緊急事態宣言を出し、それからずっと我慢をしているところです。もうすぐ3カ月。日本で一番耐えていると胸を張ってもいい。
新たな感染者数も横ばいから減少傾向に転じており、このままであれば5月いっぱいで解除も現実的になってきたと言えるでしょう。
前回私が子どものときに、闘病した経験を書きました。経験のある方なら全員「あるある」と言ってもらえると思うのですが、入院したときって、「退院したらあれをしたい」「あの店に久しぶりに行ってあれを食べたい」とずっと考えていませんか?人間って普段は日々の忙しさに流されていますが、いざ抑制されると過去の経験を思い出して、「遊びたい」「食べたい」と強く欲求するものなんだと思いつきました。
そう、今のこの自粛の状況って、入院したときに似てるな、と。
いつまで続くかわからない自粛生活は、いつ治るかわからない入院生活を思い出します。
とは言えこのコロナウィルスってやつは、知識ほぼゼロのところからスタートしていますが、だいぶ研究が進んできました。国によってはワクチンの実証実験が開始されたり、効果のある薬のデータが取れてきたり。間違いなく前には進んでいますよね。
不治の病ではないのです。そして世界中のほぼすべての人の関心でもあるのです。ということはそう遠くない先に、克服することができる事態なのです。
命さえあれば、大震災のときも、ブラックアウトのときも、「あのときは大変だった」と後で話すことができます。
だからもうちょっとだけ自粛頑張りましょう。