うちの職員や同じ業界の友人に、「資格取りなよ～」とか「大学勉強になるから進学したほうがいいよ」など

勧めるのですが、決まって返ってくるのが「勉強が嫌い」「勉強の仕方がわからない」です。

特に義務教育や高校大学卒業して何年も経っていると、改めて机に向かうのが苦行になったりするでしょう。

社会人になって朝から晩まで身を粉にして働くと、家に帰ってのんびりしたくなるものです。

趣味もあるでしょうし、子どもを育てながらの人も少なくありません。

「時間がない～」のも言い分の一つでしょうね。

向上心が全くない人はほとんどいないので、いざ始めようとは思うけど、挫折するのが怖いというのが本音ではないでしょうか。

 

先日「勉強始めたい、勉強をしなくちゃいけない、でもなかなかスタートできない。どうすればいい？」と相談を受けました。

具体的な方法は別の機会に書くとして。

始めるためにとっておきの言葉があります。

 

なかなか一歩ができない人は、必ず「明日から頑張ろう」と言います。

残念ながら、それは明日も同じことを言ってしまいます。「明日から始めよう」と。

そのうち「仕事残業して大変だったから、今日はしなくていいな」と自分に都合の良い言葉をみつけてしまいます。

そしていずれ、「私は頭が悪いから勉強は向いてない」とネガティブな言い訳をしてしまうようになります。

 

それではなくて。

「今日だけ頑張ろう」と言ってみましょう。

とりあえず今日、３０分だけでいいので、テキストを見てみるのです。

漠然としていた勉強の全体像が少しだけ見えるはずです。

なんとなくでもいいので、全体の把握ができると深く理解するのはそれほど難しいことではなくなります。

ある偉人の名言にもありますよね。「１から１００にするよりも０から１にするほうが１００倍難しい」と。

今日だけ頑張って０から０．１でもいいから進めれば、きっと明日も明後日も頑張れるはずです。

 

私もこの言葉で、いろんなことを乗り越えてきました。

参考にしていただければ幸いです。